肝心の本体は、というと。
前記事の道具を使って出来たのがこちらです。この状態で展示会に出しました(=それ以来動いていません・・・まぁ、燃え尽きましたね)。
やはり、サービングをしなかったのは悔やまれるところです。ちゃんと道具を作って・・・いやいや、あのペースではその間に展示会当日ですね。
問題の艦首がこちら。
どうあっても艦首像とキャットヘッドの間が上手く行かず、何度もトライした後で図面を見直したら、キャットヘッドの位置自体が間違っていたと判明。引っこ抜いたり、穴を埋めたり、くっつけ直したり、塗り直したり。
艦首像自体も自重で落っこちるので、きちんと接着するまで支えていないといけませんでした。あり合わせのものをかき集めて、何とか支えることに成功してから、一晩おきましたっけ。
ガモニングは上手く行きました。思えば何年も前、ここでつまずいたんです。これの図面が理解できなかった・・・怖い病気です。ドミノ的に「あれも解らない、これも解らない」で手が止まったんです。良くなった上にきちんと教わったので、出来ました。出来たと思ってます。ダメかな・・・(自信はありません)。
そして、横静索。
・・・次の船でがんばります。
ちょっと自慢の艦尾ランタン。
涙滴型で銀で裏打ちしてあるアクリルビーズを貼り合わせて芯を作って、その回りにオリジナルのパーツに似せて枠を作りました。境目は船首尾線に合わせて枠で隠してます。こっちから覗いても向こう側は見えないですが、きちんと光を反射するので、明度は保ってます。
ランタンと艦尾窓がくもりガラス風味になったのは最後にかけたトップコートによる事故ですが、良い雰囲気なのでそのままにしました。
体調が戻ったら作業を再開して、来年こそ帆を張った状態で出品したいです。